2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Happy Hallowe'en

しばらく、大騒ぎのため、更新できなそう。

 Amazonスキャンプロジェクトはどこが違う?

そういえば、Amazonの話の途中だったので、話はAmazonへ戻る。 でも、話の流れからして、著作権がらみ。「なんで、Amazonは訴えられないんだろう?」

 Digital Land Grab(デジタル版陣取り合戦)

スキャナメーカーKirtas Technologiesとコーネル大学が、書籍をデジタル化するというMicrosoftの新プロジェクト「Windows Live Book Search」で協業することに合意した。 ってニュースが10月19日付けでCNET Japanに出てんだけど、このニュースをどう読もっか…

 Google揉め事を整理しましょ(3)

Googleは、出版社とかに訴えられてて、そしたら、急に「Subpoena」ってのを手続きして、Yahoo!やMicrosoftを引っ張り出してきた。なんでだろう?何人かの人は、「みんなも悪いことしてんだから、うちだっていいじゃん」ってことなのかな、って思ったみたいだ…

 Google揉め事を整理しましょ(2)

Googleの持ち出してきた「Subpoena」について話をしてんだけど、これって「Fair Useを立証するんだ」っていう建前とともに、「合法的にライバルのプロジェクトを丸裸にしてやる」っていう「裏」があるんじゃないか、って流れね。「裏」については、これまで…

 Google揉め事を整理しましょ(1)

Subpoena(ちなみに発音は「サ(sa)ピ(pi)ーナ(na)」ね)の話をしてんけど、ちょっとこれまでの状況を整理しといたほうが良いかも。でも、法律の専門家じゃないから、ほんとーに申し訳ないけど、あまり厳密に受け止めんといてね。でも、できるだけ、正確に伝…

 Googleのカウンターパンチ(Subpoena)をちゃんと見てみよう

Googleスキャンプロジェクトは、著作権問題で大きなダメージを受けたかのように見えてたよ。でも、Subpoenaは、起死回生のカウンターパンチになるんじゃないかなって考えてる。だから、Amazonシリーズ中断しとんよ。そんでこの記は、お茶を濁さんよ。Subpoen…

 Googleのあまりに大胆な情報収集作戦!

Amazonの真っ只中なんだけど、ちょっとだけ、Google話ね。 Googleスキャンプロジェクトが著作権でもめてるでしょ。 そこに動きあり。

 「なか見!」のOCR検証(1)

今日も引き続き、アマゾンの「なか見!検索 」。 さっそく、「なか見!」に行って、「日」というキーワードで検索してみよう。 ひどいOCR結果のオンパレードが見れるはず。日本語OCRの程度の低さをアピールするには、都合が良い。 でも、悪いところを見て、…

 「なか見!」の中身は、50,000冊

昨年11月の記事(『アマゾン ジャパン、書籍の全文検索ができる“なか見!検索”のサービスを開始』)、 なか見!検索は、その名のとおりAmazon.co.jpで販売されている書籍の内容の全文検索を行なえる機能。検索キーワードがヒットしたページの前後をプレビュ…

 日本で起こっている大変化を、私はとて〜も評価する

アマゾンの「なか見!検索」は画期的だ!というより、びっくりした!何をいまさら、と思うなかれ。よ〜く、画像をみてみよう!

 Amazonもやっぱり、「アナロジー(類推)で考えてはいけない」

気分一新で、Amazonの話しをしましょ。

 山火事にバケツ("Image Coordinates"最終回)

三上さんに、「異様な気合」と言われちゃったけど、それもそのはず。"Image Coordinates"のあたりの話は、一番好きなんだよね。なんでかっていうと、かなり具体的に「すごさ」がイメージできるから。 「UC-Googleプロジェクトでは、1日3,000冊を電子化します…

 ブックマークはじめた

この(日)記を始めてから、やっと2ヶ月経った。結構長い。 市民にもなれた(けど、何が変わったのか、よく分からん)し、 ブックマークが何なのかもようやく分かった。だから、ブックマークを始めてみた。 http://b.hatena.ne.jp/bookscanner/次の目標は、R…

 「透明テキスト」を具体的に見る

10月4日エントリで、PDFとかに貼っついてんのが、「透明テキスト」だよって言った。そんで、「透明テキスト」ってのは、贅肉落とした"Image Coordinates"だって紹介したけど、どんなもんか、見せてなかった。やっぱり、この記の特徴は、「具体的に示す」って…

 "Image Coordinates"が起こす「絶え間ない再組織化」

cedさんが、こちらのBook Reportで、この記について少し触れてくれた。「私の読み」が間違ってなければ、(というより、「彼の意図」とは関係なく、)cedさんの「エクリチュール」は、「電子化は人間が読むためじゃないよ」っていうこの記のメッセージを真正…

 本を読むと眠くなる理由

井野口さんが、10月2日の記に対してコメントしてくれて、こういう質問をしてくれた。 最近のスキャニング(+OCR)では、画像中の位置情報までメタデータとしてデータ化してしまう、ということは結構普通に行われていることなのでしょうか。 これに応えること…

 アメリカ出張のチャンス!

もし、本の電子化に興味があるなら、このイベントに行こう!

 Googleが目指すは、「ページの切り売り」なんてショボいもんじゃない

もう1年も前になるけど、Amazonが「ページの切り売りを始めますよ」って発表した。この記事のTBとかを見れば、当時の反応が分かる。 いまや、時代は、ページ単位でもない。 どんな単位なのかってことは、こちらをみてね。 さらに、

 喉から手を出してまで、UCが欲しがった”Coordinates"とは?

前回、UCグーグル契約書の4.7にある Image Coordinates will only be provided (i) so long as University complies with the volume commitments set forth in Section 2.2 という部分を見たCoyleさんが、「もしUCが毎日3,000冊を提供するんだったら、Googl…

 Googleは、どこまでも冷静だったよ

約1ヶ月前、カレントアウェアネスっていう国会図書館のやってるサイトで、こんな記事があった。 2つの大学の契約条件の違いは?‐Google Book Search の契約書を比較する先日、カリフォルニア大学からGoogle Book Searchに関する契約書が公開されましたが、同…

 『グーグルが本の電子化で狙う「うまみ」の正体は』に応える(当面の最終)

変人集団Googleに一人で立ち向かう「変人」(おそらくこれまでの流れで、最高のほめ言葉であると、本人も理解してくれるはず)が、予想外に早く訪問してきたため、三上さんへの応答シリーズ最終版が遅れちゃった。あんだけ目の前で実証してもらっちゃ、もう…