2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 残すもんと残さんもん

引き続き、「捨てる」を考え中。そんで、「捨てる」前に電子化して残しとかんと、後悔するかもしんない、って話をした。でも、こういう話をすると、スキャン画像はカラーか白黒か、解像度はいくつか、なんていう話にされちゃう。もちろん、そういうことも重…

 アメリカでおきた「ある揉め事」

年末大掃除に向けて、「捨てる」を考えてる。そんで、「捨てる」をめぐって、ロスアンゼルス近くの大学図書館がもめてんので、それについて見てみる。もめてる大学図書館ってのは、California State Polytechnic University, Pomona(カリフォルニア工科大学…

 捨てる

あと数日でサンクスギビンデーで、それが過ぎると、もう心は上の空。だから、このbookscanner記も、今年残すところ、数回。というわけで、「本の電子化」に関係する今年最後の大きなテーマは、「捨てる」ってこと*1。おそらく数回シリーズ。 *1:年末の大掃除…

 「自動車」における「自動」の意味

過去2回、フランスのInfotechnique社の様子を伝えたよ。今日は、Internet Archive社のスキャン現場を見てみましょ。タイトルを「本はこうしてスキャられる(3)」とすべきだったかもしんないけど、思うところあって、変えてみたよ。

 本はこうしてスキャられる(2)

Si vous avez quelques questions concernant mon article, contactez moi svp.(bookscanner.sf@gmail.com) スキャン現場訪問ということで、フランスのInfotechnique社を見てんだけど、今日はその続き。この会社は、10年くらい前に設立されて、スキャン請負…

 マンガの「なか見」拝見

葛西映子さんが、 ちょっと前からAmazon.co.jpで「なか見!検索」で マンガが見られるようになりました。 申し込みしてもらってから、ずいぶん時間がたってのアップでした。 既存のマンガですので、すでにお読みの皆様も多い事と思いますがお知らせまで。 っ…

 本はこうしてスキャられる(1)

(Si vous comprenez le français, vous devriez lire cet article. C’est une introduction très bonne des projets de numérisation des livres.)予告通り、スキャン現場へご招待。諸事情により本日は、おフランスのスキャン現場をみてみましょ。(これか…

 やばいよ、この「なか見」

nagybogosさんが、 この本(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0521568609/szia-22/ref=nosim)の「なか見!拝見」はびっくりする。 って言うから、見に行ったら、本当にびっくりした。これじゃ「なか見」見て、買うのは止めちゃうよ! そんでよ〜く見…

 Amazonスキャンはなぜ安い?(3)

過去2回にわたって、Amazonの「1冊1ドル」伝説を検証してたんだけど、最後に、Amazonプロジェクトを、他のプロジェクトと比較してみるよ。そんで、なんでAmazonだけが「1冊1ドル」に挑戦できるのか、ってところね。本日の命題: スキャン料金は、残したい思…

 グーグルに協力した出版社は90社以上

Amazon途中だけど、グーグル速報。(注意:この記事は、間違ってるので、訂正記事http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20061109/p2も読んでね)黒澤さんの記事によると、日本の「ブック検索」の実験サイトに遭遇したらしい。なので公開間近なはずの、日本版GB…

 かなり訂正、ごめんなさい

takuhonさんが正しくて、以下の90社リストは、今回日本でグーグルに協力したものじゃなかった。在米の日本語本がスキャンされたもんだった。最近になって出てきたので、てっきり日本から送られてきたと勘違いしちゃいました。みなさん、すみません。UC蔵書が…

 Amazonスキャンはなぜ安い?(2)

前回は、巷の「1冊1ドル」説はかなりいい加減!って話をした。でも、今回は翻って、(できるだけ具体的に見ていくことで、)「Amazonは、本当に1冊1ドルくらいでスキャンしてるかもしんない」ってことを書く。(でも、かなりいろんな条件がつくけどね。)

 Amazonスキャンはなぜ安い?(1)

ここ2年くらい、よく質問されることがある。 中国とかでスキャンすると、本当に1冊1ドルくらいでできるんの? って質問。これって、かなり返答に困るんだよね。何でかって言うと、

 1万分の1という「エラー率」って何だ?

Microsoftついでに、10月25日に言いかけたことを補足。 こっちの日経の記事によると、 Kirtasは,大容量の書籍デジタル化で独自のソリューションを用いており,「エラー率は1万ページに1ページ未満」 ってことらしい。だけど、これって相当お茶を濁されてる…

 Microsoftの「やるき」とKirtasの「ちのり」

(まちは仮装で仕事にならん。FedExの人は、天使の格好で配達してた。今夜は寝れないな。) 10月25日に、Microsoftのスキャンプロジェクトについて、書いた。 http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20061025その続報ね。Microsoft、やっぱり、やる気あんだよ。