電子化の先
さーて今日は、オンラインで見れる本だとか、雑誌だと、そんなもんを見て、(かなりつっこんだ)感想を教えてくれてるサイトをご紹介。(あっちのデータベースはいいよ、とか、こっちのこの機能はおかしいね、とかいう感じ。) その名も「Péter's Digital Re…
前に、本の電子化の「あっち側」ってことで、電子化した画像(+OCRデータ)使って、何やりたいのか、ってのを少し考えた。 http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20060814 一方、「こっち側」の話は、要はインターフェースの問題だよね。見やすいよーに、って…
今日は、ユーザーインターフェースについて、考えましょ。(人間が読むために電子化してんじゃないんだけど、それでも、どーせなら読んでみたいよ、ってのが世の常。そんで、読む以上、読みやすいよーにせんとあかんわけ。だから、なにげに、インターフェー…
(アップする順番がめっちゃくちゃになってきたので、書くぞ!と宣言したもんが、いつ出現するのか、分からん状態になってる。あしからず。) 今日は、画像のフォーマットの話をしましょ。
「インターネット上の情報は玉石混交だからね」ってのはよく聞く話。「だから、玉を選び出してくるツールが必要なんよ」ってのもよく聞く話。ここで終わってれば、ハッピーだったんだけど、ちょっぴし、やっかいなことになった。
最近の本とかを電子化しよーとすると、著作権の問題で、出版社・作家組合と揉めるでしょ。かといって、著作権なんて、とーの昔に切れてるか、そんなもんはなっからありゃしないような、「古文書」みたいなもんを電子化しようとすると、また別の揉め事が発生…
三上さんに、「異様な気合」と言われちゃったけど、それもそのはず。"Image Coordinates"のあたりの話は、一番好きなんだよね。なんでかっていうと、かなり具体的に「すごさ」がイメージできるから。 「UC-Googleプロジェクトでは、1日3,000冊を電子化します…
cedさんが、こちらのBook Reportで、この記について少し触れてくれた。「私の読み」が間違ってなければ、(というより、「彼の意図」とは関係なく、)cedさんの「エクリチュール」は、「電子化は人間が読むためじゃないよ」っていうこの記のメッセージを真正…
変人集団Googleに一人で立ち向かう「変人」(おそらくこれまでの流れで、最高のほめ言葉であると、本人も理解してくれるはず)が、予想外に早く訪問してきたため、三上さんへの応答シリーズ最終版が遅れちゃった。あんだけ目の前で実証してもらっちゃ、もう…
「ブログ炎上」って言葉があるってのは聞いてたけど、今ここで起こっている良い意味の、しかもまだ小さな「炎上」みたいなもんは、なんと呼ぶのかな?もし名前があったら、教えて。「ブログ白熱」かな? というわけで、美崎さんがうちにやってきて、コメント…
中山さんの「参入障壁論」は、確かに説得力がある。でも、GoogleはPh.D集団だよ。MBA集団だったら、ほぼ間違いなくそういうことやるだろうけど、世界一の変人企業であるこのPh.D集団が、障壁なんて考えるのかな?また、梅田さんの伝える「グーグルの特異性と…
三上さんが、『グーグルが本の電子化で狙う「うまみ」の正体は』というエントリーで、この記で書いていることについて、かなり真剣に分析してくれた。正直言って、とってもうれしい。だから、三上さんの書いた内容について、こっちも真剣に応える。
本の電子化について、いろいろ書いてるんだけど、この(日)記が一番言いたいことは、「グーグル(とかYahoo、MSNなど)が本を電子化しているのは、人間が読むためじゃないよ」ってことに尽きる。この点は、かなり誤解されてて、というか過剰に期待されてて…
本日の要約: 電子化する目的ってのは、大きく分けて3つあって、保存目的、閲覧目的、「本が本を読む」目的。そんで、3番目の目的を理解するためには、「アナロジー(類推)で考えてはいけない」*1可能性が高い。 *1:http://www.shinchosha.co.jp/foresight/…
とりあえず、詳細は徐々に紹介していくとして、お題だけでも提示しておく。 お題:本を電子化して何すんの? ネットで公開されるので、例えば家にいながら、本が見える。あらっ、便利。 一人旅に行くのに、五木寛之の小説を全部持っていったら大変だけど、電…