「Web2.0の一連のサービスについて、わたしはあまり高くは評価していません」


「ブログ炎上」って言葉があるってのは聞いてたけど、今ここで起こっている良い意味の、しかもまだ小さな「炎上」みたいなもんは、なんと呼ぶのかな?もし名前があったら、教えて。「ブログ白熱」かな?


というわけで、美崎さんがうちにやってきて、コメント欄にいっぱい書いてくれた。その中で、私でも理解できる話題があった!


この記もヨレヨレ書いてきたんだけど、美崎さんの関心は、ここにあった。

で、やっぱり興味関心としては、じゃ、そのあとどうなるのよ、ってことなのかなぁと思います。
ぜんぶがデジタル化されて検索できるようになって、そのあとの世界です。


でも、美崎さんは、「そのあとの世界」を考え、実践してきた結果、

Web2.0の一連のサービスについて、わたしはあまり高くは評価していません

と言ってる。どうして?



美崎さん発言:http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20060926/p1#c1159543660

Web2.0の一連のサービスについて、わたしはあまり高くは評価していません。ロングテールも、フォークソノミーも、すでにわたし自身の内部で実現してしまっているからです。じぶんでデータをほとんどもっていない人が大半だということは、最近知ったのですが、わたしはじぶんでたくさんのデータをもっていて、10分それをハンドリングして、活用することを実現してきたからです。
それを公開したいと思っても、Webは受け皿になりません。そういう意味で、わたしがもっとも興味があるのは、オフラインアプリケーション、ローカルアプリケーションでした。まず最初に実現すべきはローカルアプリケーションでした。
第2次的に派生するのがマルチユーザーシステムであり、Web2.0的な展開です。どちらを優先するのかはわたしにとっては明らかです。現にわたしは100万枚の画像に困っていて、その解決方法を探していたのですいますぐに


やっぱり、3年後の2009年からやってきた人らしい発言だ!
全面的に信仰する必要はないけど、Web2.0の行方に関する「ひとつの考え」としてちゃんと受け止めておいても、損はない気がする。



詳細は、こっちを見てよ。http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20060926/p1#c