どーやってページをめくりましょ?

今日は、ユーザーインターフェースについて、考えましょ。(人間が読むために電子化してんじゃないんだけど、それでも、どーせなら読んでみたいよ、ってのが世の常。そんで、読む以上、読みやすいよーにせんとあかんわけ。だから、なにげに、インターフェースは重要だよん。)


http://www.flib.jp/ってのがあるでしょ。これって、雑誌とかがタダで見れるので、得した気分。でも、ひとつだけ、疑問。ページのめくる音ってホントーに必要かな?その前につけなきゃいかん機能があるんではないかな。


まぁ、何はともあれ、このflibってのは、カレントを、便利に見せましょ、ってインターフェースね。開発途上のシステムということで、多少の問題を大目に見たとしても、デキが悪い(よーな気がする)。関係者の方、怒らないでね。



私のオススメを紹介しましょ。こっちはアーカイブの閲覧用インターフェースね。

http://archive.nlm.nih.gov/proj/ttp/flash/hooke/hooke.html


これはNIH(こんなところ)が公開してるもん。NIHってのは、「電子化」を語る上で外しちゃならん、大切な機関。名前だけでも覚えてね。


さっそく、さっきのリンク先へ行きましょ。


めくりたい方のページをクリックしてね。すると、ペロっとめくるでしょ。(残念ながら、音が出ないので、自分で「ペロっ」と言いながらやりましょ。)


「MICROGRAPHIA」とか書かれた最初のページが見えたでしょ?古そーでしょ。


まず、右上にある「」をクリックして、拡大させてみましょ。左ページの真ん中よりちょい下に、「31 January, 1864」って書いてあんのが、読めるでしょ。その他、隅々まで見てみると、いろんな書き込みがあるよね。あとの方で、いろんな挿絵があるので、そのとき、拡大して細部をみてみると、なかなか良い気分になる。


次に、右ページの下のほうに、「」が、おばけのように、消えたり現れたりしてんでしょ?ここをクリックして出てくんのが、キュレーターさんの解説ね。時間のある人は、辞書片手に読んでみよ。


そんじゃ、2ページくらいめくってね。


こんな感じのページに来たでしょ。


ここで、右上の「虫眼鏡」の2個下、「」ってところをクリックしてね。
ほらね、折りたたんであったページが、ピラッ、ピラッって広がったでしょ。(これが大好き


あとは、ペラペラとめくって、最後まで読んでみてね。途中、虫が大きくでてくんので、心臓の弱い人は、注意してね。


というわけで、結局何が言いたいのかっていうと、「このインターフェースには、必要な機能が過不足無く備えられてると思うよ。だから、インターフェースを考えるときは、ここを参考にしてね」ってこと。



参考までに、http://archive.nlm.nih.gov/proj/ttp/books.htmへ行けば、他にももっと見れるよ。ブックマークつけんなら、こっちの方がいいかもね。