美崎さん、fuzzy2さん、しばらくうちでやっちゃってくだされ
先ほどの二人の話は、まだまだ続く。
おふたりへ、迷惑なんてことはないので、どんどんここで話し合っちゃってくだされ。
みんなへ、私はそろそろ寝る時間なんで、実況中継できないけど、こまめにコメント欄でもチェックしてくだされ。
おやすみなさい。
ちなみに、これまでのやりとり。↓
fuzzy2さん発言:http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20060926/p1#c1159500504
すみません。Wikiでどのように意見交換すればよろしいのでしょうか?
意見交換の目的で勝手にページを作るのも適当ではなさそうに思いますので、
Wiki管理者の方とご相談いただけないでしょうか?>わたしは、「検索」よりも「見る」ことを重視して、新しい地平を見いだそうとしており
この点は私も興味を大いに持っています。>SmartWriteは第一義的にはユーザーひとりを想定しました。
前述のHyperCardはマルチユーザー利用を設計時から考慮されている、と私は考えています。確か当時もHyperCardのファイルはファイル共有とCD-ROM/ネットワークの両方で共用あるいは配布されていたと思います。マルチユーザーは設計の根幹に関わる問題だと私は考えています。写真・動画・テキスト等のライブラリー化という話は、Windowsがまだマルチメディアデータの取り扱いに不自由だった頃からあります。当時はPCの処理能力が(CPUもメモリーもHDDもネットワークも)現在と比べてとても貧弱だったので当時なりの苦労があったのですが、その十数年前と比べれば現在は天国です。でも、アイディアが何か大きく変わったかというと、Google世代以前にはあまりなかったように思います。例えば、1ページのOCRに1分かかったことが1秒で可能となったのですが、それなら今の処理能力で1分かけたらどうなるの? という話をまだ知りません。データを手元(ローカル)に置く必要がないとどうなるの? とか、他の人に伝える方法はもっと工夫できないの? というあたりはここ2年位で見えてきましたね。
美崎さん発言:http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20060926/p1#c1159502960
SmartWriteとHyperCardは設計思想が違うので、再発明ではない、とご理解いただけたと思います。
で、マルチユーザーですが、SmartWriteは個人のメモ帳というか手帖というか、京大カードとかいうか、そのあたりを再現したものなので、マルチユーザーのバージョンは別のプロダクツになると思っています。
じつはまだかたちになるかどうかわかりませんが、頭のなかではもう仕様が完成したので、チャンスがあればかたちにしたいと思います。かたちになっていないものは評価以前だろうと思うので、あまり話すのは気乗りしないのですけどね。
マルチユーザーに関してですが、たとえばSmartWriteでも、標準のExifを使っているので、(書き足す度に劣化するという問題は措くとして)、書いたファイルを単に共有すれば、マルチユーザーで運用することもできると思われます。
ポイントがずれてるかな?
感覚としては、メモ帳からページをちぎってだれかにあげる、みたいな感じですね。個人で使う道具とおおぜいで使う道具は違います。
手帖/ノートとホワイトボードが違うように違います。
それは単に違うだけで、どちらが上位にあるとか、ということではないだろうと思います。同様の議論は、じつはSmartCalendarではなされていて、SmartCalendarはすでにじつは実験的にはマルチユーザー対応なのです。
各種データのライブラリー化は、たしかに15年以上前から、いろいろありましたね〜。
ほんとに現在は天国だと思います。
Googleほど影響力がなくて残念ですが、1997年に『ハイパーメディア徹底活用術』という本で、いまの処理能力の次になにができるのかは、すこし予言できていたかと思います。
マルチユーザーとコミュニケーションについては、まだ研究中であまり成果がないのですけど、Google、Flickr、blog、Amazon.comなど、いろいろおもしろい動きが出てるな〜と思ってます。Wikiのほうは、連絡しておきました。
ま、Wikiだと無記名になってしまうので(別に記名でもよいのですが)、ごめいわくでなければこちらに間借りしつつでも…。で、やっぱり興味関心としては、じゃ、そのあとどうなるのよ、ってことなのかなぁと思います。
ぜんぶがデジタル化されて検索できるようになって、そのあとの世界です。