「表紙がこういう色で・・・」


『ブログ発!カバーの色で検索するOPAC
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=619

ってことで、色で本を検索しよーって話が進行中。


国会図書館の情報キャッチの早さにはタマげたんだけど、さらに驚いたのは、

「表紙がこういう色で・・・」という表現で,図書の検索を依頼された経験を持つ図書館員は,少なくないだろう

という出だし部分。そんなことになってたなんて、知らんかった。


結構おーきな衝撃うけて、そんで思い出したのが、「巨乳史」を語るmmpoloさん。彼が前に、「題名の分からない本」というエントリーで、

最後のシーンだけ覚えていて、失恋した青年が海中にやっと頭を出している岩に座ってじっとしている。やがて潮が満ちてきて青年は座っている岩もろとも海中に没するという話だった。


(中略)


誰かご存じの方がおられたら教えてほしい。

と問いかけ、三上さんが、「booksonomy?」ってエントリーで、

Googleなどの検索エンジンを使って、mmpoloさんの記憶を代表するような数語のキーワードを工夫して、検索にかけてヒットしたページの中から本のメタデータ(書誌情報)に辿り着ける可能性はかなり低いと思われる。ちょっと試してみたが、「絶望的」な気がした。

と書いてたんだよね。(ちなみに、mmpoloさんは、表紙の色を覚えてないのかな?)


おそらく、図書館員ってのは、日々、「色」や「うろ覚え部分」のみの「とんでもない」検索依頼を受けているんだろーと思い、かなり尊敬した。


ってなわけで、結局何が言いたいのかって言うとね、「本の電子化で、当然、カバーとかもスキャンしてあるので、カバーの色で検索ってのも、どーにかなると思うよ。そんで、検索する側の技術向上ってのも重要なんだけど、検索される側の努力も必要だなーって改めておもった。中身の挿絵や写真に関して色検索かけてくるかもしんないなとは思ってたんだけど、まさか、カバーの色指定で検索してくるとは・・・あなどれん」ってこと。



「ちなみに」。
http://www.myshonai.com/nonohana/cgi/nonohana2/frame.html
http://www.knowledgelink.co.jp/info_uosen1.html
http://amanaimages.com/index.aspx?SearchMode=4
http://calamel.jp/
http://pixta.jp/help/help_5_sales.html (特に「写真を検索・販売されやすくするためには、以下のポイントを押さえましょう」以下)