8畳にはサンデー14,000冊まで


(プラプラと旅してたので、ちょっとしたブランクがあったけど、「捨てる」の続きね。)


(サンフランシスコなんで)坂道を登りながら、こう考えた。
本を捨てれば悔やまれる。捨てずに残せば床抜ける。

兎角に人の世は住みにくい。住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、

床の増強に走る。というわけで、今日は、捨てたくても捨てられない、でも床が抜けるのも困る、ってな欲張りな人向け。




さて、木造の床は、何冊の本まで耐えられるのか?http://oshiete.homes.jp/kotaeru.php3?qid=2537813こちらを信じる限り、8畳の部屋なら、最低2,400kgまでは耐えれるように設計するらしい。(ちなみに、「豊島区の底抜けおじさん」は、最低でも6,000kgは溜め込んでたらしいよ。部屋の広さに関して情報見つからんけど、20畳以上の部屋であるわけなさそうなので、そりゃ、底抜けるわ。というより、よく耐えたよ。)


じゃ、2,400kgの本ってどんなもんなのか?http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/1810/sunday/こちらを見る限り、少年サンデー1987年から2003年まで(途中、いくつか抜けてるけど)合計850冊くらいで、145kg(サンデー17年分の重み)だったらしい。ということは、こんな感じの雑誌なら、約14,000冊(280年分)まで耐えれることになるかな。


ただ、http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/1810/sunday/after.htmlこちらのサンデー輸送作戦を見る限り、8畳の部屋に、14,000冊のサンデーが入りきるのか、ちょいと心配になった。重量の問題というより、スペースの問題だな、こりゃ。まぁ、サンデーみたいな雑誌は、大きいわりには軽いもんだから、こんなことになるんだろうな。普通の本なら、同じ重さでも、も少し小さくなるはずだよね。だから、とりあえず、重さだけ考えよう。


そんで、家建てる業者さんってこの辺の重さ事情をよーく知ってるから、本をたくさん溜め込む人向けには、床を増強したり、鉄筋コンクリートでつくったりと、いろいろ工夫するらしい(っていうか、あたりまえだよね)。特に、個人で13万冊も集めたらしい井上さん(ISBN:4167111209)は、一回は床が抜けちゃったらしいけど、増強らしきことをしたはず。(でも、井上さんは、床抜けて、喜んでたらしい。大物だな。)


というわけで、本を「捨てる」ことができん人は、床が抜けんために、

  1. 床の強度をよーく考えて、買う冊数を制限する (8帖ならサンデー14,000冊までね)
  2. 制限重量内でできるだけ多くの本を買いたいので、「ごつい本」でなく、「文庫本」を待って買う
  3. それでもダメなら、何冊くらい溜め込むかを予想して、床を増強したり、土間に本棚を設置する

ってなことをするしかない。


結局何が言いたいのかって言うと、「捨てる」ことができん人は、何らかの対策を練れば、床が抜けずに溜め込めるよ、ただ、その場合、床がぬけなくても、いつかはスペースの問題で頭を悩ますことになるので、結局どっかで壁にぶちあたるもんだよね、ってこと。




ちなみに、本の電子化においても、「床が抜けちゃう」問題が発生する。電子化の場合、重量なんて問題にはならんけど、そのかわり、データ容量が問題になる。(http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20060815とか参照)そんで「捨てれん人が床抜けんために行う3つの対策」を、本の電子化においてもしなくちゃいけない。

  1. ストレージの容量を考えて、スキャンする冊数を制限する
  2. 同じストレージ容量なら、できるだけたくさんの本を詰め込みたいので、1冊あたりのデータを圧縮する
  3. それでもダメなら、ストレージを買い足す

ってなことになる。


本貯めて床抜ける人がたまにいるように、本を電子化してて、ストレージがパンクするプロジェクトもある。だから、「底抜けおじさん」のことをアホだなって思う一方、でも笑えないってな現実がある。正直に言うと、結構、底抜けそうなことをやってるわけ。(ただ、業界の名誉のために断っておくけど、単純に容量オーバーでパンクしました、なんてアホなことはめったにないよ。もうちょっと複雑な事情が絡んで、ある日突然パンクしそうになるって段階でちゃんと気づくよ。でも、顔は真っ青、心臓と呼吸が2分くらい止まってるってな感じだけどね。)