グーグルは3,000冊/日だって


こういう事件が勃発すると、日記計画が大混乱。
でも、重要だから、急遽、しばらくはこちらに話題を変更するだろう。(本当は、「そろそろスキャナのことを書き始めよう」と思ってたのにな。)



どんな事件かというと、「UCがグーグルとの契約内容を公開した」ということ。




こちらの記事の最後の方で、こんなこと書かれていた。

Mr. Greenstein said that the University of California was digitizing at full capacity with the Open Content Alliance, and would continue to do so. But one has to look at the Google deal from the university's point of view, he said. With the Open Content Alliance, "I think last month we did 3,500 books. ... Google is going to do that in a day. So, what do you do?"


Greensteinさんってのは、カリフォルニア・デジタル・ライブラリの偉い人なんだけど、彼曰く、「インターネットアーカイブとの関係は続けるよ。でもさ、グーグルの申し出はさ、すばらしすぎて、無視できないよ。インターネットアーカイブはさ、先月3,500冊をスキャンしたんだけど、グーグルはそれを1日でやるっていうんだよ。君なら断れる?」


グーグルUC契約書を見れば分かるけど、最初は1日600冊のペースだって。まぁ、妥当じゃないかな。
そんで、段階的にスピードを上げて、最後は1日3,000冊くらいを目指すんだって。


技術的には、十分可能。